こころのお店 葵萌(きほ)にようこそ。
そして見てくださってありがとうございます。
葵萌の代表 平賀博子と申します。
現在は、母体の有限会社 平賀石材店と共に、悩みなく笑顔で居られるための「笑み活」を行っています。
「笑み活」は従来の言い方で終活と称されますが、私が大切にしているのは三代先まで笑顔が続くということです。
きっかけ
私は両親ともにサラリーマンという家庭で育ち、自身も結婚するまで正社員で仕事をしていました。
結婚後、初めて自営業を手伝うことになり、事務仕事しながら文字加工の手伝いなど初めての連続・・・
そんな中、2011年の東日本大震災の少し前あたりから、石材店の経営を親世代から引き継ぎ始めました。
震災後は、石材店の工場にあった事務所は自宅前に移転。
最初は事務所だけだったのですが、徐々に昭和の時計屋さんのケースを運び、位牌を並べたりと少しずつ仏具やお線香の勉強を始めました。
お客様に育てられて
お線香も沢山の種類はありません。
でも、お客様の要望で「こんなの欲しいな」から揃えたお線香は人気が高く、ご法事にあわせての生花や供物の準備など、お墓用の花を合わせたご法事セットなども人気商品となりました。
地域の生花店や果物屋との協力もあり、5年目となる今でもリピーターがつくほど好評です。
お客様との関わりも以前よりぐっと増えたことで、様々な悩みに直面しました。
親世代までは、お墓を作ることがメインで「継ぐ人がいない・移住地が遠い」という「墓じまい」の相談は非常に少なかったのですが、そういった相談も受けるようになりました。
お墓の維持はどうしたらいいの?
供養の準備が大変なんだけど、何を準備したら良いの?
そんな細かな相談事にのっていくうちに
「ここで一箇所で相談出来るなら助かる」
というお客様の声をいただくようにようになりました。
新しい家族の悩み
ある時、とても印象的だったご家族様と出会いました。
親の意思と跡を継ぐ長男の意思を、長女も中心になってじっくりお話をして。
お墓の移転をすることに決めました。
お墓が出来て、昔話が出来て、これからの話が出来て・・・
その後の位牌のおまとめもしたりと、両親含め家族との時間を共有できて、後日ご家族様から感謝のお手紙を頂きました。
大切な節目のお手伝いができたことに
「なんて良い時間を共有出来たんだろう」
と心がじんわりと温まりました。
終わらせることだけではない終活
供養という言葉がありますが、ただ仏壇に手を合わせる行為ではありません。
精神的な余裕、明日への活力。
心を込めて手を合わせることで、ご先祖様への感謝と自分自身を振り返る貴重な時間となるのです。
親も子どもも、なるべくどちら側の意見も取り入れたお墓作りや墓しまい、リフォームのお手伝い。
お部屋の断捨離から法事まで、幅広いお悩みの相談と専門家への取次。
そして、こころが休まるお香の時間。
この3つを柱として、葵萌の「笑み活」が成り立っています。
こころの重荷を取るお手伝いをして、笑顔が生まれ生活しやすい環境を整えていってもらいたい。
そうはいっても忙しい現代ではなかなか難しいので、皆さんと一緒に私も向き合っていけたらと思います。