丁子・アイキャッチ

世界三大美女も愛した香り?丁子の魅力をご紹介!

お香の世界の三種の神器「白檀・龍脳・丁子
この3種類の香りは、それぞれ香りや性能が違いますが、混ぜ合わせると素敵な香りへ変化します。

お香の原料は、香木や香草などの香りがある天然の素材が原料となっているので、その多くが現在でも漢方や香辛料の素材としても使われています。

お香の原料シリーズ第1弾でご紹介した白檀は香木、第2弾の藿香は香草、今回ご紹介する丁子は花の蕾が原料となっています。

丁子は、古来から生薬の原料として使用されていましたが、他にも口臭消し、ポプリの原料、香辛料など日常生活でも多く取り入れられてきました。

今回は、お香の原料としてだけでなく、香辛料や漢方薬の原料などいろいろなシーンで活躍する丁子について、詳しくご紹介していきます。

お香の丁子の原料は?

丁子(百里香) 別名:クローブ
 産地  インドネシア・モルッカ群島
 読み方 ちょうじ・ひゃくりこう

丁子の原料は、丁子の木の花についた蕾です。
花が咲く前に収穫し、乾燥させたものがお香や漢方薬の原料として使用されています。

原産国は、インドネシアモルッカ群島が原産国で、モルッカ群島はスパイス諸島と呼ばれていたように、多くの香辛料が栽培されていました。
しかし、東欧での香辛料の人気の高さゆえに貿易の利権争いも激しく、独占を防ぐために他国へ植樹。
それがきっかけで、モルッカ群島以外の熱帯雨林地域でも栽培されるようになりました。

丁子は、どんな香り?


丁子は、ツンとしたスパイシーな香りが特徴です。
スパイシーさの中にほのかな甘さがある不思議な香りですが、甘松や桂皮と混ぜ合わせるとカレーの香りに変化するという魔法の香りでもあります。

その独特の香りから、世界三代美女のクレオパトラは自分の船の帆に丁子の香りを染み込ませるほど、丁子の香りを愛していたそうです。
この歴史より、丁子は百里先の海洋からでも陸に香りが届く=百里香とも別名で呼ばれてます。

古来からお香の世界では、丁子は白檀・龍脳と合わせて三種の神器と呼ばれていますが、丁子は料理にもお香にも隠し味の程度に少量取り入れるのがおすすめです。

丁子の効能

スパイスとチャイ

お香の原料によって効能が変わりますが、丁子で​​得られる効能や効果をご紹介します。

健胃作用

丁子には胃液の分泌を促進する成分が含まれているので、古来より消化不良など胃腸を整える生薬の原料に使用されてきました。
スパイスの辛みには発汗作用があるので体を温め、冷えによる下痢など胃の不調を整える効果があります。

冷え改善

丁子には、胃腸の不調を整える効果以外にも、体を温める効能があります。
冬場に香辛料を入れたホットワインやホットミルクを飲むことがいいのは、体の内側から温められる効果があるからですね。

丁子の効果

丁子

ここまで丁子の効能をご紹介しましたが、丁子にはどんな効果があるのでしょうか。

お香の種類の中でも日常生活におすすめの原料と言われていますが、この理由をそれぞれご紹介していきます。

消臭効果

インドでは、白檀と同じように仏教徒が身を清めるために丁子が使用され、乾燥した丁子を噛んだり、丁子湯に浸かることで身を清めていたそうです。
また、欧米では巻きタバコの原料や口臭ケアの素材として使用されてきました。
丁子は、香辛料の一種として使用されるので、爽快感だけでなく口に入れても安心ということから使われていたのかもしれないですね。

防虫対策

丁子は、香りの世界では匂い袋以外にも防虫香の原料として使われることがあります。
害虫は強い香りを嫌がるという習性を利用して、丁子も防虫香の素材に使用されてきましたが、現在では防虫香には樟脳を使用することが主流になっています。

もしも、台所の害虫対策にお香を取り入れたい場合は、消臭効果もある丁子や藿香がおすすめです。

丁子は香りを楽しむのがおすすめ

丁子は、お香の原料や料理の香辛料以外にも、ポプリの原料として使用されることがあり、中でもクリスマスポマンダーが有名です。

クリスマスポマンダーとは、新鮮な果実に丁子を刺して香りを楽しむ飾り物のことで、その起源は16〜17世紀までさかのぼります。
イギリスの貴族の間では、病除けや魔除けのお守りとして使用されてきましたが、庶民の間に広がるうちに金属からオレンジなどの果実へ変化。
現在では、クリスマスまでの期間を楽しむ飾りとして愛されています。

とてもいい香りを漂わせてくれるので、芳香剤として1年中香りを楽しむのもおすすめです。

丁子の香りを生活に取り入れてみませんか?


今回は、お香の原料としてだけでなく、香辛料や漢方薬の原料などいろいろなシーンで活躍する丁子について、詳しくご紹介しました。

丁子は、人間の体内外を守ってくれるだけでなく、害虫や消臭効果もある万能な原料です。
お香の世界には、この他にも多くの原料が存在しているので、実際の香りを体験してみたいという方は、ぜひ講座やワークショップでお楽しみください。

葵萌のお香教室

・原料の香りを楽しみながら生活を彩る 生活の香
・ご先祖様の供養、故人への思いを形にする 供養の香
・天然原料を使った実用的なお香 趣味の香
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部屋香アイキャッチ

新年を慶ぶ縁起物! 部屋香の魅力をご紹介

自宅の玄関を開けた時、自分の部屋に入った時、お気に入りの香りがふわっと香ってきたら嬉しいですよね。

ですが、「強すぎる香りが苦手…」「ペットや家族の健康のために、あまり人工的な成分を取り入れたくない」などの理由で、芳香剤を避けている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そんなあなたにおすすめなのが、部屋香(訶梨勒・かりろく)です。

訶梨勒は、茶道の世界で新年や慶事の際に縁起物として飾られていたお香の一種で、部屋に飾って香りを楽しむ他に、魔除けや病除けの飾りとして使用されていました。

しかし、住宅の構造やインテリアの変化もあり、近年では伝統的吊り下げ型よりも巾着型の部屋香の人気が高くなっています。

今回は、1年を通して香りを楽しみながら、悪しき気から身を守ってくれる部屋香についてご紹介していきます。

部屋香(訶梨勒)にはどのような歴史がある?

部屋香(訶梨勒)の発祥の時代は不明ですが、他のお香と同じようにインドで誕生しました。
日本へは仏教と共に奈良時代に伝わりましたが、平安時代〜鎌倉時代は貴族の間で薫物合わせが流行したことで煉香が主流に。
その後、時代の変化と共にお香の種類も変化し、訶梨勒は武士の生活に取り入れられるようになりました。

また、茶の湯は平安時代には伝来していましたが、現在の茶の湯の元祖は室町時代に成立したと言われています。
その昔、中国から伝来した飾り物で茶室を飾っていたことから、現在でも伝統的な吊り下げ形の訶梨勒が使用されているのは、その名残があるからのようです。

部屋香に期待される効果は?

お香には、香りを楽しむ以外にも、防虫効果や厄除けの効果を持つお香がありますが、部屋香にはどのような効果があるのかご紹介します。

魔除け・病除け


伝統的な訶梨勒の中には、諸病を治す力があると伝えられる訶子の実が含まれていたので、部屋香には魔除けや病除けの効果があると言われています。

ブッダが天に召された時、天国にいるブッダの母から地上のブッダへ訶梨勒が投げられました。
しかし、その訶梨勒は木に引っかかってしまい、ブッダの手元まで届かなったため、ブッダは天に召されたという一説があります。

この話には諸説ありますが、インドでは訶梨勒には病除けの効果が信じられていたことがわかりますね。

香りを楽しむ

部屋香は、芳香剤の代わりとして使用するのもおすすめです。

1年間通して使用するため、通常の匂ひ袋よりも原料が多く使われているので、リビングや個室など広い場所でも香りが広がるのが特徴です。

香りは五感の中でも直接脳に働きかけ、ストレス解消や癒やし、集中力・記憶力アップなどの効果があるので、部屋ごとに香りを変えて楽しむのもいいですね。

部屋香も自然の素材で作られているため、香りに敏感なペットがいるご家庭や健康を気にする方にもおすすめです。


部屋香に使用されるお香の原料は?

お香原料

部屋香に使われるお香の原料ですが、古典の香の世界では三種の神器である「白檀・丁子・竜脳」を取り入れられることが多いです。

中でも、白檀はリラックス効果があるので、リビングや寝室へ。かっこうはスッキリとした香りが特徴なので、オン/オフのスイッチを入れ替える玄関へと原料を使い分けるのも素敵ですね。


また、葵萌では香りを持続させるため、部屋香の原料の量を増やす以外にアロマオイルを組み合わせたりすることもできます。

こちらの種類は一例なので、他の原料にも興味がある、自分好みの香りを作りたいという方は、ぜひお問い合わせください。

部屋香を置くのにおすすめの場所は?

家や会社の玄関に

部屋香を置くのにおすすめの場所は、玄関周りです。

風水の世界では、玄関は「気」を招き入れる神聖な場所であり、悪い気を払い落とす厄落としの場所でもあります。

玄関は家に入って最初に通る場所なので、リビングに入る前に玄関で悪い気を落とすために、部屋香を置くのもいいですね。

また、赤くて丸いものを置くと、家主の仕事運が上がると言われているので、よろしければ取り入れてみてください。

個人のお部屋に

家族と香りの好みが違う場合、各部屋で香りを変えるのもおすすめです。

お香は、原料が混ざり合うことで新たな香りを生み出します。
香り同士がぶつからないので、寝室は安眠効果が高い原料を調合する、玄関は消臭効果が高い原料を調合するなど、使用する場所によっても変えるのも素敵です。

しかし、部屋の面積や置く場所によっては、通常の量だと強く香り過ぎてしまうこともあるので、気になる方はお気軽にご相談ください。

リビングや和室に


お香は和のイメージが強いので、和室に置かれる方も多いと思いますが、家族が集まるリビングに置くのもおすすめです。

部屋香は、火を使わずに常温で香る特性があるので、小さいお子様がいる家庭やペットがいる家庭でも安心して使うことができますね。

最近では、年齢や性別を問わずお香に興味を持つ方が増えているので、部屋香をきっかけにご夫婦や家族で同じ趣味を共有してはいかがでしょうか?

まとめ

お香は、男性向けの香りや女性向けの香りなど、様々な香りを作ることができることが大きな魅力です。
また、部屋香の中身のみを毎年交換して香りを重ね、自分だけの香りを作っていく楽しみ方もあります。

葵萌では、香りを楽しむシリーズとして講座なども行っておりますので、自分だけの香りを作ってみたいという方は、体験してみてくださいね。

塗香アイキャッチ

身体に塗るお香!塗香の魅力と使い方をご紹介

最近、SNSやメディアでも取り上げられることが増えてきた塗香をご存知ですか?

ほのかなのに、上品で安らぎを感じるお香の香り…

もしも、街中や職場などでお香の香りを感じたときには、近くに塗香を使用している方がいるのかもしれません。

塗香は、仏教の世界で身を清めるために使用されてきた道具の1つですが、香りに敏感な方が増えた現代では、香水の代わりとして塗香を取り入れる方が増えています。

また、香りの良さだけでなく、塗香には邪気から身体を守ってくれる効果があると伝えられているので、邪気払いとして使用している方もいらっしゃるようですね。

今回は、身体を清めるためのお香と身体に香りをつけるお香という2つの顔を持つ塗香について、ご紹介していこうと思います。

塗香とは?

塗香とは粉末にしたお香の原料を練り合わせて作ったもので「ずこう」と読みます。

塗香は、他のお香と同じように天然の素材が原料であること、香りが強すぎないことが、香りや皮膚が敏感な方でも安心して使えると人気が出ているようですね。

また、お香には邪気から身を守る効果があるとも言われています。

その中でも、塗香は直接身体に塗るので、たくさんの気が集まっている寺社や仏閣に行くことが多い方は、お守りとして持ち歩くのもおすすめです。

他のお香も知りたい方にはこちら

塗香にはどのような歴史がある?

塗香は、インドの仏教徒が身の穢れを払うために塗っていたものです。

インドには、日本のように入浴する習慣がないので、インドの修行僧は仏様の前に出る際、白檀などお香の原料を粉末にして体に塗っていました。

ですが、古代エジプトの頃、身を清めるために香油を身体に塗っていたとも伝えられているので、エジプトで生まれた香油がインドに伝わり、塗香へ変化していった可能性が高そうですね。

日本へは、中国から仏教と一緒に伝わり、仏教徒が身を清めるための道具として使用されてきました。

その後、平安時代に貴族の間で薫物合(たきものあわせ)という遊びが流行したことがきっかけで、お香は香りを楽しむものに変化。

塗香も時代の流れとともに、だんだんと香りを楽しむためのアイテムとして使用されるように変わっていきました。

塗香に使用されるお香の原料は?

塗香原料

お香は、1種類のみで使用することもありますが、多くの場合は様々な素材を混ぜ合わせて1つの香りを作ります。

特に、塗香にはお香の世界の三種の神器である「白檀・丁子・竜脳」を取り入れられることが多いですね。

白檀(びゃくだん)

別名:サンダルウッド

線香の原料としても使われることが多く、甘いけれど爽やかな香りが特徴

癒しの香りとしても知られていて、男性からの人気が高い種類です。

丁子(ちょうじ)

別名:クローブ

消臭効果が高く、甘くてスパイシーな香りが特徴

魔除けの効果があると言われていると言われています。

龍脳(りゅうのう)

樟脳に似た香りを持ち、スッキリとした香りが特徴

お香の原料で唯一の粉末状の原料です。

こちらの種類は、あくまでも一例なので全ての塗香がこの原料で作られているとは限りません。

他の原料にも興味があるという方は、ぜひお問い合わせください。

スッキリした香りが好きな方にもおすすめ

塗香のおすすめの使い方は?

塗香には、身を清めるための道具として使用する方法と香水代わりに使用する2種類の使い方がありますが、どちらか1つしか使い方がわからないという方も多いと思います。

両方の使い方を知ると、塗香をより楽しむことができるので、ぜひ参考にしてみてください。

身体のお浄めの道具として使用する 

まずは、身体のお浄めの道具としての使い方をご紹介します。

塗香は、仏教の世界では身を清める・邪気から身を守るために使用されることが多いですが、山寺など手水舎がない場所では水の代わりとして、読経や写経を行う前には手のひらの汗を抑えるために使用する場合もあります。

身を清めるために使用する場合は、頭の中で全身を清めているイメージをしながら身体に塗ることがおすすめです。

実際に身につける場所は、手のひらから両腕にかけてだけで十分ですが、隙間から邪気が入り込まないように指先や爪先など細かい部分までイメージしてくださいね。

香水の代わりに使用する

続いては、香りのアイテムとしての使い方をご紹介します。

香水のように華やかさはありませんが、お香の自然で奥が深い香りは心身を落ち着かせたいときにもピッタリですよね。

塗香を香水のように使用する場合ですが、塗る場所は香水と同様に手首や耳の後ろなどの体温が高い場所。一度につける量は、指先でひとつまみほどの、ごくわずかな量で十分です。

時間が立つことで、香りの強さは弱まっていくので、香りが感じられなくなった時や、香りの力を感じたい場合には、もう一度付け直すと良いですね。

香りには、相手の記憶に強い影響を与えることがあると言われているように、上手に使用すれば相手に良いイメージを残すことができます。

ですが、量を多く付けてしまったなど使い方を間違えてしまうと、相手に悪い印象を残してしまうことにもなるので、香りの強さにはご注意ください。

塗香の持ち歩き方は?

塗香を実際に使ってみたいけれど、塗香ってどのように持ち運べば良いのか疑問に感じるのではないでしょうか。

塗香を持ち運ぶのには、塗香入れと呼ばれる専用のケースもありますが、他にも小さなケースに入れて持ち運ぶ方もいらっしゃいます。

それぞれのケースの魅力を簡単にご紹介していきます。

木の塗香入れ

木を原料にして作られた塗香専用のケースです。

桜の木や黒檀など仏具に使用される木が原料のことが多いですが、中には高級な木材を使用した塗香入れもあります。

木の塗香入れは、和装にも合わせやすいので、中でも和服が好きな方や寺院を訪れることが多い方にもおすすめのケースですね。

また、塗香入れについていることが多い瓢箪の飾りには縁起物という意味の他に、悪い気を吸い集める効果があるとも言われているので、身を守るために使用したい方には瓢箪付きのケースもおすすめです。

小さめのケース

サイズが小さいケースも、持ち運び用の塗香入れにおすすめです。

最近では、小さなカバンを持ち歩く方が多いので、木の塗香入れだとサイズ的に大きすぎる方には小さめのケースが便利ですよね。

他にも、パフがセットになっているフェイスパウダー用のケースは簡単に身体に塗ることができるので、外出先でも気軽に使用したい方にもおすすめです。

塗香の香りだけでなくケースも様々な種類があるので、自分の好きなものを探してみてはいかがでしょうか。

まとめ

以上、身体を清めるためのお香と身体に香りをつけるお香という2つの顔を持つ塗香をご紹介しました。

塗香は、身体に塗ることで、初めて香りが完成する不思議なお香です。

また、気温や湿度だけでなく体温や体臭は1人1人違うので、世界で1つだけのオリジナルの香りが作れるのは魔法のようですよね。

お香は同じ原料でも配合を変えることで、夏に合う香りや冬に合う香り。

男性向けの香りや女性向けの香りなど、様々な香りを作ることができることが大きな魅力です。

葵萌では、香りを楽しむシリーズとして講座なども行っておりますので、自分だけの香りを作ってみたいという方は、体験してみてくださいね。

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かっこうアイキャッチ

お香の世界の優等生!藿香の魅力をご紹介

春になると新しい生活が始まってワクワクする方も多いですが、同時に慣れない生活や環境で心や体の不調が出てきやすい方も増えてきますよね。
新しい生活で心や体に疲れを感じているあなたにはお香がおすすめです。

なぜ、お香が心や体の不調に効果があるの?と疑問に感じる方もいらっしゃると思います。

そんな方は、寺院を訪れたときのことを思い出してみてください。心が落ち着いたと感じたことはありませんか?

それは寺院で焚かれている線香の香りに心に影響していることが理由です。

中でも、線香の原料として使われる白檀には精神を落ち着かせる効能があるので、心が落ち着くと感じるのかもしれません。

今回ご紹介する藿香は、現在でも漢方薬の原料として人気が高い品ですが、消臭効果や防虫効果といった日常生活にもおすすめの効能も持っている万能な原料です。

爽やかな香りは男性にも受け入れられやすく、お香初心者の方でも取り入れやすい種類ですよね。

お香の原料シリーズ第2弾の、藿香の持つ効能や効果について詳しくご紹介していきます。

お香の藿香の原料は?

藿香の呼び名

総称:かっこう
(広藿香)パチョリ、パチュリ、パチュー
(土藿香)カワミドリ 

読み方 かっこう

(広藿香)パチョリ、パチュリ、パチューリ
(土藿香)カワミドリ 

藿香は、日本語名はかっこうと呼びます。

アロマやフレグランスなど香料として使用されている時、パチョリやパチュリと表示されていることがありますが、パチョリは広藿香(こうかっこう)のみを表す名前です。

なぜ、同じ藿香なのに呼び名が違うのかというと広藿香と土藿香は同じ成分を持つ違う植物で、土藿香は広藿香が栽培できない地域で代用品として使用されたのが始まりでした。

現在でも、原料を区別するために呼び名を変えています。

藿香の原産地は? 

(広藿香)中国・インドネシアなどの熱帯地域
(土藿香)日本を含めた東アジア

藿香の産地ですが、広藿香はインドネシアやフィリピン、中国の広東省・雲南省などの熱帯地域土藿香は日本を含めた東アジアが主な原産地です。

古くから生薬としても人気が高い藿香でしたが、広藿香は熱帯地域でしか栽培することができなかったため、日本や中国の一部地域では土藿香が栽培・原料として用いられてきました。

お香の原料に土藿香を用いるのは、日本では土藿香が主流だったからです。

藿香の香りは?

藿香の香りは、さっぱりとした香りです。

また、18世紀から19世紀頃、インドからヨーロッパに絹やカシミアなど高価な商品を輸出する時に、防虫のために乾燥した藿香の葉を用いたという歴史から、エキゾチック、東洋的な香りと表現されることもあります。

藿香の効能

お香の香りによって効能が変わりますが、藿香の香りで​​得られる効能や効果をご紹介します。

健胃作用

藿香の効能として多く知られているのは、健胃作用です。

シソは、特に夏場の食事で薬味に使うことが多い食材ですが、胃を整える効果や食欲増進効果があると言われています。
藿香は、同じシソ科の植物で中国では体に取り付いた邪気を払う効能があることから、夏風邪や胃腸障害に効能がある生薬として長い間愛されてきました。

現在でも、漢方薬の一種である藿香正気散の主原料として用いられていることから、藿香が持つ効能の高さがわかりますよね。
※ただし葵萌で扱う藿香はお香として仕入れているため、雑貨扱いとなり食品では使用できません。

保湿効果 

藿香は、体の内側を整えるだけでなく体の外側にも効果を発揮します。

昔から藿香は保湿効果の高さが評価されていて、現在でも入浴剤の原料として用いられていますが、天然の植物が原料であること、皮膚に刺激が少ないことが、現在でも愛されている理由ではないでしょうか。

藿香のお香の効果

ここまで藿香の香りで得られる効能をご紹介しましたが、他にもお香を炊くことで得られる効果もあります。

特に藿香は、お香の種類の中でも日常生活におすすめの香りとなっているので、それぞれの効果をご紹介していきます。

消臭効果

藿香には、消臭効果があるので部屋の空気をリセットしたい時や害虫対策におすすめのお香です。

多くの虫はミントのようにスッキリした香りを嫌うので、藿香の他にも龍能(りゅうのう)も害虫対策におすすめですが、藿香は調理をした後の空気のリセット、生ゴミの消臭、害虫対策を全て1つで対応できるので、忙しいあなたにもおすすめです。

かっこうスプレー

衣類への防虫

藿香は、防虫効果があるので昔から衣服の虫除けのためのお香(防虫香)の原料としても使用されてきました。

防虫香の原料としては樟脳も有名ですが、フィジー産の白檀と藿香を組み合わせた防虫香は香りが爽やかなので、夏用の防虫香におすすめです。

葵萌では自分好みの香りで防虫香を作ることも可能なので、ご興味がある方はお問合せくださいね。

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藿香は香炉で香りを楽しむのがおすすめ

お香というと、専門的な道具が必要な印象がありますが、最近では灰が少ない線香タイプやコーン型など手軽に使用ができるタイプのお香が増えています。
また、防虫香や匂い袋、肌につけて楽しむ塗香など、火を使わないお香もありますが、藿香は原料をそのまま香炉で炊くのが一番おすすめの楽しみ方です。

特に、藿香の香りは清涼感があり、ジメジメする梅雨の時期や夏の暑い時期にピッタリの香りとなっているので、
今年の夏は藿香の香りでリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。

藿香の香りを生活に取り入れてみませんか?

以上、藿香の魅力についてご紹介してきましたが、ご興味を持っていただけましたか?

藿香は、日本や中国だけでなく、インドやイギリスなど多くの国で長く愛されてきました。

また、お香は単体でも楽しむ以外に、他の香りと混ぜ合わせて自分だけの香りを作るというのも、楽しみ方の1つです。
葵萌では、香りを楽しむシリーズとして講座なども行っておりますので、体験してみてくださいね。

白檀の魅力!お香の香りで自宅を癒しの空間へ

自宅でのんびりとくつろぎたい。そんな時、部屋の中が良い香りだったら…と感じることはありませんか?

だけど、強すぎる香りや人工的な香りが苦手。ペットや子供がいるから天然の成分がいいという方におすすめなのがお香です。

今回は、お香の種類の中でも人気ランキング上位に入る白檀について詳しくご紹介していきます。

お香の白檀の原料は?

お香というと「京都の老舗のお店で使われている商品」「香炉などの専門用品が必要そう」「灰の手入れが大変そう」という印象があるかもしれませんが、最近ではインセンス(スティックタイプのお香)など手軽に楽しめるお香が増えています。

あらゆる生活のポイントで気軽に取り入れられるようになってきました。

その中でも人気なのがこの白檀です。

白檀の木
白檀の呼び名

和名:びゃくだん
英語名:sandalwood
中国名:檀香

白檀は、日本語ではびゃくだん、英語名ではサンダルウッド、中国では檀香と呼ばれています。

香木としても名高い沈香や伽羅とは違い、白檀の木の中心にある芯材の部分に香りがあるので、英語名にも木を意味するウッドという名前がついているようです。白檀は、お香だけでなくアロマオイルやエッセンシャルオイル、フレグランスの香料としても使用されているので、アロマや香水など香りに詳しい方には、白檀よりもサンダルウッドの方がわかりやすいかもしれないですね。

また、白檀の中国名である檀香は、日本で愛されている梅の品種の名前の由来にもなっています。名前の由来に関しては諸説ありますが、梅の花の香りが白檀のように素晴らしいということから檀香梅と命名されたようです。

白檀の産地はインドネシアなど東南アジア

白檀の産地は、インドネシアなどの東南アジアが主な原産地です。

日本に初めて白檀が伝わった頃はインドが主な原産地でしたが、多くの理由が重なり現在ではインド産の白檀は輸出規制がされています。老山白檀としても呼ばれるインド・マイソール産の白檀の販売価格が高いのは、白檀の品質の高さだけでなく希少価値の高さが影響しているようですね。

最近では、フィジーやハワイ、オーストラリアなど太平洋諸島産の白檀も流通していますが、白檀が育った環境や気候によって白檀の香りの強さが変わるので、自分好みの白檀の産地を探してみてはいかがでしょうか。

白檀の香りの特徴は森林をイメージさせる香り

白檀の香りは、甘いけど爽やかに薫ることが特徴です。樹林のような香りなので、自宅にいながら森林浴をしている気分になれます。

白檀=お線香の香り、寺院の香りと感じる方が多くいらっしゃいます。瞬間的に頭の中にパッと御仏壇や寺院が思い浮かぶ方も多いのではないでしょうか。実際に、白檀の木は仏具、仏像、線香などの原材料に多く使用されています

白檀の効能について

香りには癒し効果があると言われていますが、白檀のお香によって得られる効能や効果についてご紹介します。

鎮静効果

白檀の香りの効能として、一番大きいのは鎮静効果です。

自然が豊富な場所で過ごしていると気分が落ち着くように、白檀の香りにも精神を落ち着かせる効能があります。疲れを感じた日やイライラすると感じる時など、精神を落ち着かせたい・穏やかな気分で1日を過ごしたいという時におすすめの香りですね。

抗うつ作用

白檀の香りには精神を落ち着かせる効能があるので、精神が興奮状態になっている場合のうつ状態の時は症状を抑えられると言われています。

気分が落ち込んでいる時や気分が塞がっている時のうつ状態の時には、逆効果になる可能性があるので注意が必要です

抗菌作用

白檀の木には、サンタロール、サンタレントと呼ばれる防腐成分や抗菌成分が含まれています。サンタロールには、抗菌作用のほかに利尿作用もあるので主に泌尿器科などで利用されていますが、インドでは循環器・消化器・呼吸器・神経系すべてに作用を及ぼすと考えられているようですね。

催淫効果

白檀には、男性のフェロモンと含まれている成分が似ていることから男性を魅力的に魅せるという効能があります。他にも、精神を安定させる効能も持っているので、相手に対して安心感を与えるようですね。もしも、大事な会議などで相手に自分の印象を強く残したいと考えている時は、塗香と呼ばれる体に直接塗るタイプのお香を使用するのがおすすめです。

合わせて読みたい

白檀のお香の効果

白檀の香りで得られる効能をご紹介しましたが、他にもお香を炊くことで得られる効果もあります。

例えば、お香から発生する煙の不規則な動きは1/fゆらぎ効果と呼ばれ、リラックス効果があると科学的にも証明されているので、部屋でくつろぎたい時にぴったりです。

魔除けや浄化効果

お香の煙には、空気や空間をリセットする・空気を浄化する効果があるので魔除けや空気の浄化にも向いています。

風水の世界でも悪い空気をリセットすることでいい空気が入ってくると言われているので、トイレや玄関でお香を焚くといいと言われていますよね。

自宅にお客様がいらっしゃる前にお香を焚くと、消臭効果も期待できるのでおすすめです。

害虫対策として

夏になると家庭で渦巻タイプの蚊取り線香を使うこともあると思いますが、害虫は煙が苦手と言われています。お香も蚊取り線香と同じく煙が発生します。

害虫対策としてお香を使用したいときは、渦巻きタイプのお香や焼香炭など煙が多く発生するタイプを利用するのがおすすめですが、ゴキブリは甘い香りに引き寄せられる習性を持っているので台所の近くでは甘い香りのお香は避けた方が無難です。

調理後の匂いをリセットするのにお香を使用したいときは、藿香や零陵香がピッタリですが、毎日お香を準備するのは大変…という方には、藿香オイルを使用したスプレーもおすすめです。

白檀はコーン型がおすすめ

お香には練香など複数の種類があり、リビングなど広い空間で楽しむにはコーン型がおすすめですが、初めてお香に挑戦をする、どんな香りか試してみたいときは、スティック型を取り入れて短時間で様々な香りを楽しむのもいいと思います。

生活スタイルや好みに合わせて異なる種類を楽しめるのも、お香の魅力ですよね。

じっくりと白檀の香りを楽しみたい時、お部屋中に香りを広げたい時には燃焼時間が長いコーン型がピッタリで、線香タイプと違って好きな皿を香立として使用することができるのもコーン型の特徴です。

ミニサイズのお皿や豆皿は、価格もお手軽な100円ショップでも販売されているので、インテリアに合わせて香立を選んでみてはいかがでしょうか。

お香に関しては、こちらの記事でも詳しく説明しています。
最近では男性の方が検索されて葵萌までいらっしゃることも多いんですよ。

白檀をベースに香りを作り出す楽しみも

以上、白檀の魅力についてご紹介してきました。
楽しんでいただけましたか?

白檀の香りは、日常生活の中で触れる機会が多くて爽やかな香りなので、お香初心者の方やバラなど花の香りが苦手という男性にも受け入れやすい香りとなっています。

最近では、お香や香立てセットなど、詰め合わせをギフト用として注文される方も増えていますが、品質の高い高級なお香は贈答品にもおすすめ。

また、なんといってもお香の魅力は、複数の種類を混ぜ合わせて自分好みの香りを配合しオリジナルのお香を作りだせるところです。自分が好きな香りのタイプがわかったら、自分好みの香りを調合してみるのはいかがでしょうか。

葵萌では、香りを楽しむシリーズとして講座なども行っておりますので、体験してみてくださいね。

お香教室

男性におすすめのお香

初心者におすすめ!男性に人気のお香は?

お香は女性向けのもの。そのようなイメージはありませんか?

最近では、体や心のケアを目的に日々の生活に香りを取り入れる男性が増えてきていますが、その中でも周囲の人々にも不快な気分を与えず、自分にとって心地よい香りを身にまとうことができるお香は、大人の男性からの注目度が高いアイテムです。

特に、人間の記憶には外見よりも香りの印象が強く残ると判明しているので、相手に自分の印象を強く残したいときにもぴったりですね。
最近ではファッションの一部として香りを上手に使う男性も増えてきました。

人間は視覚情報に頼りがちですが、嗅覚情報は人の印象に影響があり、人間関係を左右するほど重要です。香りは感情に関係する脳領域に強い作用を及ぼすので、いい香りは「いい感情」として意識されます。その結果、「オシャレ」というポジティブな印象が生まれるのです。

引用元:~見た目の印象を覆すほどの力を、 “香り”は持っている~ アパレル店員100人に聞いた “香りの効果”に関する調査

ですが、お香初心者の方は、どの香りを選べばいいのか。種類が多すぎて何を選べばいいのか。お香を楽しむには何が必要なのか。選び方がわからない方も多いと思います。

この記事では、男性に人気のお香ランキング上位の香り3種と、初心者にも取り入れやすいおすすめのお香の種類についてご紹介していきます。
今後お香を生活に取り入れたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

お香の楽しみ方

2021年度男性に人気の香りランキングTOP3をご紹介

まずは、実際にどんなお香が男性に人気なのかTOP3を参考にしながら、簡単に香りの特徴を解説していこうと思います。

白檀

白檀

白檀は、お香初心者の男性から最も人気が高い香りです。
初めてお香を買った男性の9割の方が白檀を購入したということがあるということからも、男性に受け入れやすい香りということがわかりますよね。

サンダルウッドとも呼ばれる白檀は、ブランドの香水や線香の原料としても多く使用されているので、お香初心者の方や会社のデスクや寝室など自分のホームとなる場所では、心を落ち着かせたい方におすすめの香りです。

藿香(かっこう)

パチュリ

藿香は、スッキリとした香りが好きな方に人気の香りです。

元々は、インドからヨーロッパに製品を輸出する時に、防虫のために使用されていたという歴史がある藿香は、エキゾチックな香りが特徴でもあるので、インドやアジアなど海外の雰囲気が好きな方に人気が高い香りですね。

パチュリとも呼ばれる藿香ですが、エッセンシャルオイルでは広藿香が、お香では土藿香と原料となっているので、アロマオイルとお香では違う香りが楽しむことができます。

少量でもしっかりとした香りがつくので、藿香はコーン型よりもスティック型から挑戦してみるのがおすすめです。

桂皮

シナモン

桂皮は、ムスクなど甘い香りが好きな方向けの種類です。
シナモンとも呼ばれる桂皮は、スイーツで使うことが多いので、日本でも馴染みのある香りですよね。

女性からは人気の高い香りでもありますが、同時にシナモンの独特な匂いが苦手な方も多いので、コーン型などしっかり香りが残るものよりも、スティック型(線香タイプ)で香りを楽しむ方がおすすめです。

以上が、男性に人気の高い香りTOP3でした。
実際にTOP3の香りを見てみると、日本人にも馴染みのある香りが人気のようですね。

お香を嫌だという男性の多くは、お香ではなく香りの種類がいやだと感じる方が多いのかもしれません。
特に、男性はフローラル系の華やかな香りよりもグリーン系のスッキリした香りや自然な香りを好む人が多いので、部屋やシーンに合わせて別の香りや種類を使い分けるのもおすすめです。

男性とお香

香水よりもお香のほのかな香りが魅力

最近では、柔軟剤や香水の人工的な香りで頭痛がする・気分が悪くなるという人が増えています。
香害も社会問題となってきました。

香水や合成洗剤・入浴剤・防虫剤・化粧品・芳香剤などに含まれる合成香料によって、さまざまな健康被害を生じることをいいます。近年では、この香害が原因となって、化学物質過敏症を発症する人もいます。

引用元:「香害」をご存知ですか

周囲は気になるけど、香りでリフレッシュしたい、癒されたい、気分転換をしたいと思う方も多いですよね。そんな方にもお香はおすすめです。

お香は焚くことで部屋中の香りをリセットするだけでなく、洋服や持ち物に焚いた香りを纏うこともできます
また、ほのかに香らせるのか、しっかり香らせるのか香りの強さが調節できるのも、お香ならではのポイントです。

お香にはたくさんの種類があるので、どんなシチュエーションでどの種類を選べばいいのか迷ってしまいますよね。

続いて、お香の種類や使い方について、詳しく解説したいと思います。

お香の種類

お香には、コーン型や線香のように直接お香に火をつけて香りを楽しむタイプの他に、間接的に加熱するタイプや直接肌につけるタイプがあります。

お香初心者の方は、まずは基本の種類からスタートして、慣れてきたら本格的な楽しみ方に進んでいくのが良いと思うので、まずは基本の3種類のお香の特徴や使い方をご紹介していこうと思います。

線香

スティックタイプのお香

インセンスとも呼ばれるスティックタイプのお香は、手軽に楽しみたい方や普段使いしたい方におすすめの種類です。
また、香りの種類が豊富なのが特徴なので、演出したい雰囲気に合わせて、おしゃれを楽しむように香りを変えることができるのも大きな魅力ですね。

香を立てておくための香台は、陶器の皿や細長い形などデザインが豊富な上に手頃な価格で手に入るので、自宅のインテリアにこだわりがある方や、インセンスとセットにしてギフトにするのもおすすめです。

うずまきタイプやコーンタイプのお香は、スティックタイプに比べて長く香りを楽しむことができるので、部屋中に香りを広げたい時に便利な種類です。

塗香

塗香タイプのお香

塗香は、直接体に香りをつけるタイプのお香で、香害という言葉がメディアで取り上げられてから、香水の代わりとして注目が集まっている種類です。
自分の体温でほんのり香る塗香は、香りで相手に自分の印象をつけることができるので、大事なシーンなどに取り入れることがおすすめですね。

ただし、少しつけるだけで香りが広がるので、塗香のつけすぎにはご注意ください。

煉香

煉香のお香

煉香は、直接火をつけずにお香を間接的に温めながら香りを楽しむ種類です。煉香専用の香炉や灰・炭など事前に用意するものは多いですが、セットになった商品も販売されていることが多いので、比較的簡単に手に入れることができます。

スティックタイプに比べると、煉香を使用した後の片付けが大変という部分もありますが、熟成時間によって変化する香りの違いを楽しむことができるので、本格的にお香を楽しみたい方におすすめです。

最近では、火を使わなくてもいい電気炉も登場しているので、小さい子供がいる家庭など自宅にライターやマッチを置いてない家庭では、電気炉がいいかもしれません。

お香の癒し効果で気分転換も

最近では、アロマセラピーなど香りでリフレッシュすることが人気となっていますが、お香にもアロマセラピーと同じように、自律神経を整える効能があります。

お香もアロマオイルも多くの種類が自然由来の成分ですが、アロマオイルはラベンダーやミントなどのハーブが原料であること。
また、アロマオイルにはアルコールなどの人工物が混ざっていることがある種類があることが、お香との大きな違いとなっています。
先程記述したように、人工的な香りで体調を崩す方も増えているので、アロマギフトを贈りたいというときは、お香の方が無難かもしれないですね。

最後にお香の効能の中で、特に人気の高いリラックス・瞑想・睡眠の時に使ってみたいおすすめのお香の香りや種類についてご紹介します。

リラックス

くつろぐ男性

自宅でリラックスしたい方には「白檀」や「沈香」「藿香」の香りがおすすめです。スパイシーな香りよりも森林浴をしている気分が味わえる種類の香りの方が、自宅でくつろぎたい時や深くリラックスしたい時にはおすすめですね。
特に、香りが長く続くコーン型や煉香タイプがおすすめです。

瞑想

瞑想のお香

瞑想の時にお香を取り入れたい方には「乳香」の香りがおすすめです。乳香は、古代エジプトの儀式やキリスト教のミサなど世界中で瞑想の際に使用されることも多いお香なので、自宅にいながら礼拝堂など他の場所で瞑想している気分を味わいたいときにもぴったりですね。
こちらは、瞑想の時間に合わせて選ぶことがおすすめですが、短時間ならスティック型、長時間ならコーン型など後処理が簡単な種類を選ぶと、継続しやすいのでおすすめです。

睡眠

寝室

毎日の睡眠の前にお香を取り入れたい方は、自分のお気に入りのお香がおすすめです。寝る前は、自分が好きな香りを部屋中に広げることでゆっくりと体を休めることができそうですね。就寝前は、スティック型やコーン型など燃焼する時間が短いタイプのお香を選ぶと、火事などの心配をせずに眠れるので便利です。

この記事で紹介したのは、あくまでも一例で、実際には他にも多くの形状や香りの種類があります。
さらに、お香は1つの種類ではなく、何種類かの香りを合わせて自分好みの香りを作ることもできます。

最初は1種類からはじめてみて、慣れてきたら自分好みのお香を作ってみてはいかがでしょうか?